私は女子校に通っている間は部活に夢中なスポーツ少女だったので彼氏がとうとうできませんでした。その後に進学した短大の時に、飲食店でのバイトを通じて初めての彼氏ができました。私は実家から短大に通っていましたが、大学生の彼は地方から出てきて一人暮らし。生活費を稼ぐためにたくさんシフトに入っている頑張り屋さんでした。彼に負担をかけたくないと、私の方からお願いしてデートなどは全て割り勘。「たまには俺が払うよ」と言ってくれるその気持ちだけで十分でした。彼と迎えた翌年の私の誕生日。生まれて初めて彼氏と一緒に過ごす誕生日だったのでワクワクしていました。いつもはファミレスやファストフードでしたが、その日は彼が小さなフレンチビストロを予約してくれていて、それだけで感動。さらに帰り際には「はい、誕生日おめでとう」と小さな箱を渡してくれました。水色の箱に入っていたのは、そうティファニーのネックレスでした。「安いものだけど…」とちょっと申し訳なさそうに言う彼に感動して涙が出てきました。その日から、彼と会うときにはいつもティファニーのネックレスをつけていました。心が通い合っている感じがしてとても嬉しかったのです。その後、彼と別れ他の男性と恋愛、そして結婚もして家庭を持っていますが、今でもそのネックレスはタンスの奥に大切に保管しています。
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アクセサリーは飽きないデザインが大事
若い頃というか、彼氏が居なかった頃は、アクセサリーについてはアクセサリーの会社で自分で買っていました。ですが、彼が出来てからは自分で買うことは殆ど無くなりましたね。
その理由は、誕生日やクリスマス等にアクセサリーをプレゼントしてくれるからです。これまで幾つもプレゼントしてもらったことがあるのですが、中でもお気に入りは一粒ダイヤのネックレスと、ジルのゴールドが基調となった、複数のプチダイヤが連なったデザインの物です。
年齢も年齢なので、若い頃自分で買った可愛らしいアクセサリーが似合わないというか、身につけるのも勇気があるので、彼からプレゼントされた年齢を問わない様なデザインのネックレスがしっくりくるのです。
シンプルな服装にも合いますし、ちょっと華やかなファッションの時にも合うのでとっても使いやすいです。特にゴールドのネックレスは今まで苦手意識があったのですが、彼のセンスのお陰で食わず嫌いが直りました。ゴールドもいやらしくない感じで自然体で品があって可愛いなと思いました。
アクセサリーは値段やブランドではなく
普段、私はアクセサリーをつける習慣がほとんどありません。 オリジナルストラップの製作をすることはありますが、ネックレスや腕輪、指輪などを付けることはほとんどありません。水道橋の痩身体験で業務用エステ機器での施術を受けた後やパーティーや結婚式、デートのときには付けることがありますが、仕事のときや近所に一人で出かけるときには楽でいたいので付けません。そして販促品の製造などあまりいブランドに詳しくない人なので、ブランドもののアクセサリーに憧れたことは今のところ特にありません。
今までで一番記憶に残っていて今でも身に付けることがあるネックレスがありますが、それは自分の名前の頭文字である「E」がチェーンからぶら下がっているシルバーのネックレスです。「E」の形になっているシルバー色のものがぶら下がっていて、その隣には丸いキラキラしたダイアに見えるものも一つ付いています。もちろんダイアではありません。20歳の誕生日に母からもらったのですが、つい最近たまたまふと思ってネットでそのブランドのネックレスのことを検索して調べてみたのです。
そしたら案の定、1万円はしないかなりお手頃のネックレスでした。母は高いものは買わない主義なので、20歳の記念にも結構お得なプレゼントをくれたのでありました。でも当時も今もかなり気に入っているものです。そのネックレスのHPを見たところ、色々な文字から好きなものを選んで自分でネックレスを組み立てることができたそうです。
自分の名前の頭文字ということで、少しだけオリジナル感を堪能することができるという点が今でも気に入っています。そして20歳を迎えた年からもう何年も経っている今でも、「これは20歳の記念にもらった自分の名前の頭文字入りのもの」という特別な思いが込められているものなので、やはり値段やブランドではなく、選んでくれた人の思いや可愛らしい外見、思い出といった価値を感じます。
アクセサリーと言うと高級なものを思い浮かべる女性が少なくないかもしれませんが、ブランドや値段に強い執着がない私にとっては「思い出」を感じることができるものが一番好きかもしれません。